情けないオトコの話

衣浦大橋・・・ そして初めてのチュー

車中、どんな話をしてたんだろう。
思い出せない。。。
きっと楽しい話してたんだろうな。。。

きっと思い出せないから別々の道を踏み出すことになったんだろう。



衣浦大橋・・・

言葉には出さなかったが彼女が言うとおり夜の衣浦大橋は綺麗である。
いやキレイに見えたのかもしれない。。。
彼女の横顔、流れる黒髪　
なんなんだこのドキドキは・・・

衣浦大橋を渡り程なくして彼女の家に辿り着いた。


r「帰り道は　↑　←　→で大丈夫だからね。」
t「ありがとう。　今日は楽しかった。」

少しの間を空けて・・・

僕は思わず彼女にキスをした。

で
t「軽い気持ちでも良いから・・・　良かったら僕とつき合ってください。」
r「うん」
って照れくさそうに返事をくれた彼女・・・

連絡先を交換して彼女は車を降りた。
彼女の笑顔に手を振り僕は車を出した。
僕の車が見えなくなるまで手を振ってくれた。
ドキドキした。
嬉しかった。


後から考えると彼女がどういう性格でどんなコなのかまったく分らない状態。
しかも知り合った日に交際を申し込むなんて・・・
今から思うと捨身というか・・・
そんなに彼女が欲しかったのか！と言わざるをえない。


しかし僕はこれから学生時代とは違う本当の意味の恋愛を経験していくことになる。