恋心
恋の始まり


私は桜井瑠愛(さくらいるあ)


中学1年生になった。



クラスは1-4小学校から仲の良い子がたくさんいた。


だけど、私はすごく緊張していた。
その訳は自己紹介。
私は、小さい頃から言葉をスラスラ話せない。
話すときに突っかかってしまうのだ。
私はそれがとても心配だった。


ーー自己紹介ーー

先生「自己紹介します。それじゃぁ名前を言ってってぇ」

「浅井弘人(あさいひろと)です。」


.......................

次、私だ。

どうしようと思いながら下を向いていたら
隣に座っていた幼なじみの真央が
落ち着いて!!瑠愛なら大丈夫だよって言ってくれた。

「桜井瑠愛です。よろしくお願いします。」

ア・・・普通に言えた!!!!

私はほっとしすぎて何も聞こえなかった。
そして最後のヒト。
皆が笑っていた。

見ているとその子は緊張しすぎていて
名前がなかなかいえてなかった。

「頑張れ」
私は思わずその子を応援していた。

「芳澤祐介(よしざわゆうすけ)です。」

やっと言えた。

皆は笑いながらも拍手をしていた。

私は可愛いと思いながら
芳澤君から目が離せなかった・・・

キーンコーンカーンコーン




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