特別短編集
「隙ありすぎ。そんなんじゃ喰われるよ、俺に」


ニヤッと笑って突き出した舌にはご飯粒。



『舐められた』そう気付いた時にはもう遅い…。





体温が2度くらい上昇したかと思うほど
体中が熱くなって、




「何するの隆のバカ!嫌い!」



思わずそんな事を口走っていた。






「へー。嫌い…ね」


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