特別短編集

「稜、ちょっ…離れて!」



「やだ。」



とりっくおあとりーと!なんて叫びながら力を強くしてくる稜



あ、そっか
今日ハロウィンか…!




なんて頭の隅で考えつつも、

私は恥ずかしくって早く離して欲しくて…



必死になって鞄の中を探っていた。



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