君がいたからがんばれた
学校に着く前に、
凍死しそう。
「クッシュ…、陽人ー、マフラー貸して」
「無理」
「…………ケチ」
小さい声で言ったのに、
地獄耳の陽人には聞こえてて、頭をしばかれた。
「ひどいー!」
「お前が持って来ないのが悪いんだろ」
「だからって、しばく必要なくない!!?
後、少しで首がとれそうだったよ」
「そうよ!澪の首が取れたらどうしてくれんのよ」
後ろから、声がして
陽人と同時に振り返った。
凍死しそう。
「クッシュ…、陽人ー、マフラー貸して」
「無理」
「…………ケチ」
小さい声で言ったのに、
地獄耳の陽人には聞こえてて、頭をしばかれた。
「ひどいー!」
「お前が持って来ないのが悪いんだろ」
「だからって、しばく必要なくない!!?
後、少しで首がとれそうだったよ」
「そうよ!澪の首が取れたらどうしてくれんのよ」
後ろから、声がして
陽人と同時に振り返った。