君がいたからがんばれた

陽人は私の肩を押さえて、

「だって、ミィの赤い糸の先は誰も居ないだろ?」


「……はぁ?」


「だから、仕方なぁく〜!俺が貰ってやるよ」


ブチッ!
今、すごい音で頭の血管がキレたのが自分でも分かった。


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