窓ぎわ彼氏
「俺、タカユキ。
初めまして。」
「初めまして。」
「緊張してる?」
「うん。まぁそこそこ。」
「そっかぁ。
俺も。」
「絶対嘘でしょ~。
なんか慣れてるって感じする。」
「うそ~。
なっちゃんそんな目で俺のこと見てたの?
悲し~。」
「だってそう見えるんだもん。」
「俺、意外と純粋なんだよ。
なっちゃんこそモテそうだし遊んでそー。」
「まぁね。」
「マジで~。
認めちゃったよ。」
そんな他愛もない会話をしていると
携帯が震えた