窓ぎわ彼氏
「捺、昨日のこと覚えてる?」
「ごめん。何も覚えてない・・・。」
私は水川に背を向けて答えた
「やっぱり。
いつもの捺じゃなかったからなぁ。
あっゴメン。
捺が酔ってるのをいいことに
俺キスしちゃった。」
「っっっ\\\\\」
私の顔が赤くなるのが分かった
顔だけじゃなくて耳も
それに気付いたのか
水川は私の耳に口を寄せて言った
「もうナツはお酒飲んじゃ駄目だよ。
俺の前だけならいいけどね。」
水川の言葉には答えず
ずっと気になってたことを聞いた
「あっあの、1つお聞きしたいんですが・・・。
この服じっ自分で着替えてましたか?」
「何で敬語っ!?
多分聞かない方がいいと思うけど・・・」
水川は笑いながら困った顔をした
「だっ大丈夫。」
そして水川は
昨日のことを話してくれた