窓ぎわ彼氏
「お邪魔しまーす。」
「誰もいないよ。」
「あ、そうだった。」
「俺の部屋いこっか。」
「あ、そうだね。
水川の部屋綺麗だよね。」
「そうかな。
あんまり物がないからね。
あ、捺の部屋見るの忘れた。
家行ったのに・・・」
「水川がお母さんとばっか喋るからでしょ。自業自得。」
「拗ねんなよー。
ごめんって。今日一緒に帰ってくれたら許すんでしょ?」
「許したよ。殆ど。」
「またちょっと怒ってるんじゃん。
もう寂しがりやさん。」
「水川煩い。」
「ねぇそろそろ名前で呼んでよ。」
「恥ずかしいー。」
「一回だけでいいから。」
「て、て輝・・・くん。」
「/////////っ。」
「なんで水川が照れてるのー?」
「捺が可愛いから。」
「///ありがと。」