はつこい
ホームルームが終わった

「ちょっと待って!!」

私は帰ろうとする北崎くんを呼び止めた

「なに?」

「えっと…、今朝はどうもありがとう。」

私が言うと

「あぁ…、朝の」

「うん。私、藍沢 凪桜っていうの。あなたは?」

「俺は北崎 氷河」

氷河っていうんだ

「よろしくね!」

私が言うと

「ああ、よろしく」

と返してくれた

「じゃあ俺、帰るから」

「あっ!バイバイ」

北崎くんが帰った後、
莉夏がこっちにやって来て

「ちょっと!すごいイケメンじゃない!!
今朝、何があったの!?」

「ちょっとね…」

私は莉夏に今朝のことを全部話した

「へぇ、そんなことがあったんだ!!凪桜、ラッキーだったね!」

「そうかなぁ?」

「そうだよ!いいなぁ、うらやましい!!」

「まあ顔はすごいカッコイイけど口悪かったよ?」

「それでもカッコよければいいの!!」


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