だから愛した。
そーいや…、
今思えば、めちゃくちゃしょーもない言い合いっぽい…。
「ぷっ…あははっ♪そうですね♪」
思わず頬が緩んで、
今まで緊張して上がっていた肩がストンと落ちた。
「「ー…!」」
するとまた一気に皆がシーンとなって
目の前のムカつく男さえも黙り込んでしまった。
「え?え?皆どーしたんですかっ!?」
黙り込んだ皆に焦る私にちびっこと喋っていた紗英がこっちに来てくれた。
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