The dice






「あ、じゃぁねー」



ゆりは聯の自転車にしがみつきながら私に手をふった。




「ありがとうございました!!」




私はそんなゆりを見送り将のおじさんとおばさんに

お礼をいって家に帰った。






「れ……い!!危ない!!」



めまいがした。

ふとみると隣に私を支えてくれている雄二がいる。




「あ、ありがと。ごめん」




ていうか

なんで雄二がいるわけ??




< 55 / 118 >

この作品をシェア

pagetop