禁断の恋といわれても



俺が好きな人は沙織じゃない


椎那なんだ


けど俺は 兄 だから


でもそれでも椎那をあきらめられない


「沙織、ごめん別れよ」


「え??何いってるの??やだよ!!」


沙織はそういって俺を抱きしめる


俺は無理やり沙織をはなした


「いますぐ抱きしめたい人がいるから」


そういって俺は駆け出した


沙織の声が聞こえた気がしたが


そんなのどうでもいい



< 77 / 81 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop