狼!?王子サマ☆*





私たちが別れたのは高校1年生のころ。




学校が近いため、たまに見かけることはあったが私は他人のフリを装った。




「もういいの?
香南。」



「うん、大丈夫。」




そして数日後。




彼の隣に当たらしい女が出来た。




私と正反対のギャルっぽい女の子。





ハキハキとしていて、少しキツメで。




彼の腕と女の腕が絡んで、歩いている姿を私はただ見つめた。






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