狼!?王子サマ☆*
「ねぇ、2人供。
あたしと和也は2人の友達でしょ?
和也はどうか分からないけど、私は友達だと思ってる。
香南とはずっと一緒に居たし。」
涙ぐんでいく奈津樹の声は少しガラガラになっていく。
次第には小さくなって行った。
「奈津樹も俺も。
2人から聞きたかったよ。
2人が悩んでるときに力になれたかもしれないだろ?
一人で乗り越えていこう!なんて思わなくていいんだ。
支えあって、助けあって。
友達はそのためにいるんだから。」
奈津樹の代わりに和也は言った。