花咲く所に恋来たる☆
でも、こんな事を幾度も考えていちゃ、前に進まない。
進まなくちゃ。 前に。
アタシは南城日向に精いっぱい微笑んで、答えた。
それからアタシ達は倉庫に戻り、色々楽しんだ。
あの週刊誌は無くなっていて、他の週刊誌までも消えていた。
多分、処分したんだと思う。
そんな何気ない気遣いに、胸が温かくなった。
帰りは6時位になったけど、ちゃんと南城日向に送ってもらった。
本当はもうちょっと、みんなと一緒に居たかったけど、南城日向が用事があるからって。
まあ、我儘は言えないしね。
そんなこんなで、アタシ達は順調に進んでいた。
まさか、裏で着々と計画を立ててる奴らの存在にも気づかずに……。