love youⅡ
「さき・・・
久しぶりだな・・・
ずっと逢いたかったよ」
龍司ゎサキの頬を優しくなでた。
その時だった。
しばらくぶりにサキの目がゆっくりと、すこしだけ開いた。
「さき!!」
私とアミゎサキに歩み寄った。
「ぱ・・ぱぁ・・・
大好き・・・だよ・・・
会いに・・来てくれて・・・有り難う・・・」
そういってサキの目ゎゆっくりと閉じた。
その瞬間、病室に一定の音が「ピ-----」
と響き渡った。
「そんな・・・
うそだろ?」
龍司ゎサキの身体を持ち上げて、
抱きしめた。
私わもアミをただボ---とするだけで涙も出なかった。
あわただしく担当医と看護士が部屋に入ってきて、
龍司からサキを離し、
心臓マッサージや電気ショックを始めた。
でも、
もうサキゎ生き返るコトゎなかった。
「残念です・・・」
担当医が私に頭を下げた。
「そんなのないよ・・・
嫌よ・・・」
私ゎやっと頭が回転しだした。
すると果てしない悲しみに包まれた。
龍司ゎ床に手をついて悔しがった。
「なんで俺ゎなにもできないんだよ・・・
なんで何もしてやれないんだよ・・・」