~最強女総長ageha~
それから、俺は教室に戻るのも面倒だったから、学校にある中庭で、授業をサボっていた。
キーンコーンカーンーコンー
チャイムが鳴り、1限目が終わる。
渡り廊下のところに、日野涼と日野隆がいた。
多分俺には気づいてない 。
ちょっとしたら、銀寵の奴らがやってきた。
見つからないように、少し近づいた。
「おい。
お前ら、族に入ってないんだってな。」
『あぁ。それがなんだ』
「ココでは、族の頭がやり合って、どこが1番強いか、決めんだよ」
『で?
なにがしてぇんだよ
…、俺と戦いてぇのか?』
「あぁ、そうだ。」
『いいぜ!
隆、手ぇ出すなよ』
「あぁ。分かってるよ」
……、これヤバくね?
いくらなんでも、相手は銀寵だぜ?
俺は、絶対負けねぇけど…、あいつら、族にも入ってねぇんだろ?
止めた方がいいのか?
でも…、あいつらが強いのか、見てみてぇな。
よし、ヤバいと思ったら止めるか!