~最強女総長ageha~
「なぁ、なぁ、転校生来たんだろ??
どんな奴だよ??」
「………。」
「おいおい、無視はないんじゃねぇの??」
「………。」
「悠太く~ん!!」
「………。」
「ゆ~く~ん!!」
「ゆ「ああ、もう、うるっせえな!!」
「じゃあ、教えろよ~!!
俺、昨日来てねぇから知らねぇの知ってんだろ??」
「チッ…
本人に聞けよ。
もうすぐ来るだろ、このクラスなんだから。」
なんでわざわざ、俺に聞くんだよ…
どう考えても、間違ってんだろ…
ガラッ
そんな事を考えたら、ドアが開いて、日野たちが入ってきた。
「おい、隼人。」
「ん~??」
「今入って来た奴だよ。」
「なにが??」
「お前の知りたがってる転校生。」
「えぇ!?マジで!?
なんか、女みたいだな…
てか、2人来たんじゃねぇの??」
「あれの双子がもう一人。
全然似てねぇけどな。」
「ふ~ん。
ちょっと行ってこよ~かな。」
「なにしに行くんだよ。」
「分かってんだろ~??
挨拶だよ、あいさつ。」
あの目…、なんか気づいたな。
んで、なんか探ってる。
挨拶ねぇ…
「ほどほどにしとけよ。」
「分かってますよ☆」
そう言って、あいつに向かっていった。