~最強女総長ageha~
「ちょっと来い。」
『はぁ??』
なにコイツ…
意味わかんない。
「いいから、行くぞ」
そう言って、あたしの腕を掴んで歩き出した。
『ちょ…、どこ行くんだよ!!』
「いーから着いてこい」
『はぁ!?
おいっ、放せよ!!』
腕を振って抵抗した。
でも、あたしは女だ。
男の力に適うわけがない。
チッ…
めんどくせぇ…
手だと多分避けられる…
となると、足しかないか。
蹴りでも入れて、眠らせとくか…
よしっ、そうと決まれば…
狙うは顔面!!
顔はすっげぇカッコイイ良くてチャラい感じだからから、1番イラつく。
でも、加減して蹴らないと…
振り向いたらにするか…
「ここ…って、うおっ!!
あっぶねぇなぁ!!
なにすんだよ!!」
『………!?』
避けた!?
えっ、今コイツ、避けたの!?
加減してるからとは言え、避けれる人はあんまりいないのに…
よりによって、このチャラ男が避けるんか!!
なんだコイツ!!