~最強女総長ageha~


「ちょっと来い。」


『はぁ??』



なにコイツ…


意味わかんない。



「いいから、行くぞ」



そう言って、あたしの腕を掴んで歩き出した。



『ちょ…、どこ行くんだよ!!』


「いーから着いてこい」


『はぁ!?
おいっ、放せよ!!』



腕を振って抵抗した。


でも、あたしは女だ。


男の力に適うわけがない。


チッ…


めんどくせぇ…


手だと多分避けられる…


となると、足しかないか。


蹴りでも入れて、眠らせとくか…


よしっ、そうと決まれば…


狙うは顔面!!


顔はすっげぇカッコイイ良くてチャラい感じだからから、1番イラつく。


でも、加減して蹴らないと…


振り向いたらにするか…



「ここ…って、うおっ!!
あっぶねぇなぁ!!
なにすんだよ!!」


『………!?』



避けた!?


えっ、今コイツ、避けたの!?


加減してるからとは言え、避けれる人はあんまりいないのに…


よりによって、このチャラ男が避けるんか!!


なんだコイツ!!






< 54 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop