~最強女総長ageha~
あっ、今はそんな事どうでも良くて…
ここから離れなきゃな。
チャラ男を掴んでいた手を放して隆の方へ…
って、名前、名前。
聞いとかないと!
『お前、名前は??』
「…、森川隼人。」
森川隼人…、もりかわ…、はやと…
あぁ!!
やっと思い出した!!
コイツ、白夜の幹部だ!!
ハッキングした時、白夜のやつに載ってた奴だ!!
あぁ~、スッキリしたぁ (^∀^)
思い出せて良かったぁ♪
「お前等は??
なんて名前だよ。」
『俺は日野涼。
こっちは隆だ。』
「ふ~ん。
なぁ…、お前等、マジで双子か??」
『あぁ…。』
「そうか…。
ってか、涼。
お前に話があんだよ。」
『なんだよ。』
「もうすぐ授業だから、また今度にするわ。
お前等、どうせ出るんだろ??」
授業かぁ~…
めんどくさいなぁ…
でも出ないと、親父にいろいろ言われるしな~…
『………、あぁ。』
「じゃあな。」
そう言って、チャラ男…、隼人でいいや。
隼人はどこかへ行った。
あたし達は、教室へ…
「お嬢、なんにもされませんでしたか??」
あたしにしか聞こえないような、小さな声で聞かれた。
『うん、大丈夫。
それより隆。
なんかわかった??』
「えぇ…、それが…」