～最強女総長ageha～

「チッ…
じゃあ、誰か涼の事を“孤独”だとか“１人”だとか言わなかったか??」


「あっ、それなら…」



１人の生徒がそう言って、胸ぐらを掴まれてた奴を見た。



「こいつが言ったのか??」


「あっ…」



“はい”とは言えず、コクコクと頷いていた。



「へぇ…」



ガンッ



言った奴を見て、顔のスレスレを通って壁を殴った。



「次は、外さねぇぞ」



そう言って、隆も窓から飛び下りた。


言われた奴は放心状態。

なんなんだ、あの２人…


異常なくらいの殺気と威圧感…


普通の人ではねぇだろ、絶対。


どうすれば、あの２人の正体がわかるんだ…