笑顔の彼女へのメッセ

そして彼女から戦友申請が来るのを待った。



いつ彼女から戦友申請が来るのか楽しみに待っていた。

電波の悪い所では、直ぐに携帯の電源をOFF/ONしSNSを繋ぎ、メッセージを確認した。



しかし3日経っても戦友申請どころか、彼女からの足跡すら付くことは無かった。


彼女がSNSにログインしていない訳でもなく、ただ単に、自分の所に覗きに来ていないだけだった。



更にそれから5日経った夜だった。


あれ以来ホームに顔を出していなかった彼女が、昔のバースト仲間の一人とホームにやって来た。


彼女から笑顔が欲しくて彼女に視線を投げた。


彼女が自分と視線を合わせることは無かった。


結局、閉店までの2時間一度も視線は合わなかった。


そして、その日部屋に帰ってから初めて彼女にSNSを通じてメッセージを送った。
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