陽だまり
「・・・。」

また、顔を見合わせる。

「ごめんなっ。」

と、言うと
ヤンキーたちは、
自分たちの所有地。
コンビニの入口付近に
戻っていった。

私は、
やっと解放されたのか
と思いながらその場を
小走りで過ぎ去ろうとした。

コンビニが見えなくなった所で。
普通に歩き出した。
ちょっとだけ、息切れ。

あと、ちょっとで家。
とゆう所で。すれ違った。
自転車に乗っている男と。

「・・、あぁ!!」

なぜ、あんなことしたのか
なんて、当然。わからない。
自転車の男を指さしながら。
友達を街で、
偶然見つけたかのように。

「ん??」

自転車の男。中村翔悟。

彼は、自転車から降り。
私に近づいてきた。

また、かよ!!
・・・いや。違う。
今回は、自ら地雷を踏んだ。
なんて、心で
また後悔した。
無意味なんだけどね。
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