笑顔の中に


部屋はとても綺麗だった。


まず和紗の几帳面さがわかった。

「二階が君のスペースだから。」

そう言った和紗に

「あ、ハナ、華って呼んで!?」


とすかさず突っ込む。

「分かった。私の事も
和紗でいいからね。」


そう言って照れた和紗は、
可愛かった。


私は、梯子を登って
荷物を片付ける。

すると、和紗が

「私も暇だから手伝うよ。」


と言ってくれたので
一緒に片付ける事になった。



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