遥か彼方の空
刹那が初めて芹沢と会った時―……
お互いの第一印象は最悪だった。
朝早くにいきなり土方に起こされ、機嫌が悪い刹那。
そんな彼女に土方は一言
「お前、今から芹沢さんに挨拶してこい」
とだけ言った。
「え~……誰だよ芹沢って……。それよりも私、外に出たいんだけど」
相変わらず不機嫌な声で反論する刹那。
「お前はこないだ無茶しやがっただろ?それの罰だよ、お前の外出禁止令は」
土方はなだめるように言うが、刹那はチッと舌打ちをした。
「……別に無傷だったからいいじゃん……」
小さく呟いたつもりだったが、土方には聞こえていたらしく
「怪我はなかったとはいえ刀も持たずに戦う馬鹿がいるか!!」
と怒られた。
お互いの第一印象は最悪だった。
朝早くにいきなり土方に起こされ、機嫌が悪い刹那。
そんな彼女に土方は一言
「お前、今から芹沢さんに挨拶してこい」
とだけ言った。
「え~……誰だよ芹沢って……。それよりも私、外に出たいんだけど」
相変わらず不機嫌な声で反論する刹那。
「お前はこないだ無茶しやがっただろ?それの罰だよ、お前の外出禁止令は」
土方はなだめるように言うが、刹那はチッと舌打ちをした。
「……別に無傷だったからいいじゃん……」
小さく呟いたつもりだったが、土方には聞こえていたらしく
「怪我はなかったとはいえ刀も持たずに戦う馬鹿がいるか!!」
と怒られた。