Dearest you
俺にもこんな時が来るなんてな。
翔太も柚希とのときこんなこと言ってたけど、正直ぜんぜん俺には分からなかったしそんなこと絶対にありえないって思ってた。
けど、今の俺なら痛いほどよくわかる。
その時・・・
俺の頭の中に莉沙の笑顔が浮かんできて・・・ふっと消えて泣き顔が浮かんできた。
なぜか俺は病院にむかって走り出していた。
すごく走っているはずなのに、ぜんぜん疲れないし足が止まることもない。
これも恋のパワーってやつかな。
なんてらしくもないことを考えながら走った。
そして病院について、莉沙の部屋に行くと・・・