危険な甘々生活



……。 ん?



なんだか、耳を触られているような感じが…



そのせいで、目が覚めた。



「……ん……?」



気になって、後ろを見てみると



「……へ…!?」



―――咎お兄ちゃんがいた。



「咎お兄ちゃ…ふぐっ!!」



「しー。あんま大きい声出すと綾斗にバレるだろ?」



咎お兄ちゃんが、あたしの口を手で覆った。



「なんであの時、俺も誘わなかった?」



あの時?







< 102 / 158 >

この作品をシェア

pagetop