危険な甘々生活
コソコソ…
龍也くんが、佐藤くんの耳もとで何か話している。
「なに話してるんだろ?」
「さぁ?」
なんか気になるなぁ…
すると、佐藤くんの顔は一瞬で真っ赤になった。
「えぇ~?なになに?
晴どおしたの?顔真っ赤~!」
「うっ、うっせー///」
雅が、からかい気味に佐藤くんに聞いた。
あたしも気になるんだけどな…
「俺らは帰ろう!じゃあな!」
「へ?…ちょっ!」
雅は、半ば無理矢理龍也くんに連れられてあたしの家を出ていった。