危険な甘々生活



「気をつけてね…?」



「あぁ。さっき大丈夫だったか…?」



さっき…?



「その… 本を取ったとき。」



「あぁ!大丈夫だよ!気にしないでっ!」



作り笑いをして、明るく言った。



…つもり。



「あぁ。ならよかった…。
じゃあ…」



「う、うん。また明日ね」



そう言って、佐藤くんに、手を振った。







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