らぶCALL(仮)


そのままこけた私。


何してんだろぉ………


かっこ悪…


「李夜先輩っ!?大丈夫っすか?」


ぁはは…

って苦笑いしながら、大丈夫、大丈夫って答えながら立ち上がる私。



恥ずかし‐…


「ってか、日比谷くん、ため語で平気だょ??」


ぅん、逆にため語のが安心する。

使い方間違ってるし。


野球部みたい。


「大丈夫なんっすか??」


「ぅん。」


「ぢゃ、遠慮なくため語使わせて貰います♪」


そうはにかんだ笑顔は、可愛くて……

一瞬惚れそうになった。


なんて、ぁたしは他の女子と違うし!!

絶対惚れないもん。


そう勝手に決意した私に、彼は

「ってか日比谷くん、とか嫌かも。 李夜先輩わ、空羅って呼んで♪」



……きゅん


だめだ、私。

決めたぢゃん??惚れないょ?惚れないょ??


でもさ、李夜先輩わ、
って………♪


あーっ!!!!
だめだめ!コイツ女慣れめっちゃしてない??


「分かッたっ♪」


って、お返しに私もはにかんでゆってみた。


そしたら、急に黙り込む空羅。


「……空羅?」


不思議に思った私は、呼んでみる。


急に黙り込んだと思ったら、赤くなってく頬。


「空羅、どしたの?? 顔赤いょ??」


頬に手を伸ばす。


と、その手から逃げるように空羅は顔を反り後ろを向く。


「なんでもねぇ…」


ぁは♪
なんか可愛い♪

なんて思っちゃった私。


空羅は、ちょっとしてからまたこっちを向き、私の方をしっかりと見ながら、


「つか、李夜先輩…可愛すぎなんだけど」


って。


えぇッ!?


「何、ゆって…?? 空羅、目、大丈夫??」


とかゆってみる。


< 105 / 186 >

この作品をシェア

pagetop