らぶCALL(仮)
そのままこけた私。
何してんだろぉ………
かっこ悪…
「李夜先輩っ!?大丈夫っすか?」
ぁはは…
って苦笑いしながら、大丈夫、大丈夫って答えながら立ち上がる私。
恥ずかし‐…
「ってか、日比谷くん、ため語で平気だょ??」
ぅん、逆にため語のが安心する。
使い方間違ってるし。
野球部みたい。
「大丈夫なんっすか??」
「ぅん。」
「ぢゃ、遠慮なくため語使わせて貰います♪」
そうはにかんだ笑顔は、可愛くて……
一瞬惚れそうになった。
なんて、ぁたしは他の女子と違うし!!
絶対惚れないもん。
そう勝手に決意した私に、彼は
「ってか日比谷くん、とか嫌かも。 李夜先輩わ、空羅って呼んで♪」
……きゅん
だめだ、私。
決めたぢゃん??惚れないょ?惚れないょ??
でもさ、李夜先輩わ、
って………♪
あーっ!!!!
だめだめ!コイツ女慣れめっちゃしてない??
「分かッたっ♪」
って、お返しに私もはにかんでゆってみた。
そしたら、急に黙り込む空羅。
「……空羅?」
不思議に思った私は、呼んでみる。
急に黙り込んだと思ったら、赤くなってく頬。
「空羅、どしたの?? 顔赤いょ??」
頬に手を伸ばす。
と、その手から逃げるように空羅は顔を反り後ろを向く。
「なんでもねぇ…」
ぁは♪
なんか可愛い♪
なんて思っちゃった私。
空羅は、ちょっとしてからまたこっちを向き、私の方をしっかりと見ながら、
「つか、李夜先輩…可愛すぎなんだけど」
って。
えぇッ!?
「何、ゆって…?? 空羅、目、大丈夫??」
とかゆってみる。