らぶCALL(仮)

2人の空羅。*+

‥ん??
胸が熱い??

どっちに対してよ?


もう分かんない!!


ちょこっと考えたけど、答えが出てきそうにナィからやめた。


しばらくして、眠くなってきた私は、もう今日はお風呂入って寝よう!と思い、
さっさとお風呂に入って寝る準備をした。


…だけど―



寝れない。


頭から離れない。


さっきまでほんとに眠かった私だけど。


お風呂に入ったせいもあるのか、寝れなかった。

だけど時間も時間。

考え事しながら入ったお風呂はいつもより時間がかかって。

いつの間にか11時を過ぎていた。

11時…か…

今、空羅に電話しても大丈夫かな…


空羅の声が無性に聞きたくなった。

別に、話すことなんかなぃんだけど。


でも、ただ『もしもし』とか、『はい』とか、『李夜』…とか。
出てくれるだけでもイィから、声が聞きたい。



声が聞きたい一心に駆られた私は、頭より先に行動…いつもはそんなんぢゃなぃんだけど。
今回は、そんな感じで、寝転がっていたベッドの横にあった携帯をとってアド帳を開いていた。



プルルル…

何度か鳴る呼び出し音。

プルルル…

やっぱ、忙しい??
寝てるかな。

諦めてそろそろ切ろうとした時…―


「…もしもし…」

!!

「もしもし…空羅??ごめん、寝てた?」

「…うん」

「あ、ぢゃぁ切るね!!」

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