らぶCALL(仮)



「ぢゃっ、帰ろっか♪?」



「ぅんっ♪」



空羅におっきく頷いて、空羅が差し出した手をぎゅって握り締めた。



そしたら、空羅がそれより強く握り返してくれた。



なんかこうゆうの、幸せだな~‥‥‥


今までこんな幸せな恋愛シたことないし。



そんな事思ってるとやっぱ出てくるのわ今井。



あの最低男。




家に着くまでずっと繋いでた手を離し、送ってくれてありがとう!ばいばい♪て言う。



でも空羅わまだなんか言いたそう。



「どしたの?」




「‥抱き締めていー?」




「えっ‥」



いいなんて言う前に、もう私は空羅の腕の中。


横にある空羅の髪の毛が、空羅が動く度くすぐったい。

強く、強く、ぎゅってする。



「‥まだイイなんてゆってないよ?」


って意地悪で言ったら、



「李夜わもう俺のもんだからいーの」



あっさり返された。



そんなあっさりゆっちゃった言葉の中にわ、


`俺のもん'

て単語が入ってて、一瞬ときめいちゃったのわ、内緒♪♪



だって、女の子だもんね★


そんなの聞いたらきゅーんてしちゃうよっ♪
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