らぶCALL(仮)
「あ、適当に座っていーよ」
その、適当が分かンなぃんだよお!!
空羅がベッドに座ったから、私はそのベッドによっかかる様に床に座る事にした。
空羅が持ってきてくれたコーラを喉に通す。
シュワシュワって炭酸の感覚と一緒に甘さも口に広がる。
その瞬間だけ緊張がほぐれる。
だけど飲む瞬間だけ。
妙に緊張しすぎてる私は、喉乾いてる訳でもないのにいつの間にかグラスに入っていたコーラがなくなっていた。
ちっちゃなテーブルに飲み干したグラスを置く。
なぜか沈黙‥‥‥
なんで??
気まず~‥
先に口を開いたのは、私。
「ハルどこいったんだろ‥‥」
なんとなく呟く。