らぶCALL(仮)
「おッ前、この空気で普通裏返んねーよ??」
ってこの状態のまま肩を震わせて笑う。
「‥‥そんな笑わなくてもいーぢゃん」
いぢけたら、もっと強くぎゅってしてくれた。
「俺、李夜の事騙してたわけぢゃねーし」
「ぢゃなんで‥‥」
「空羅わ、俺の弟の方で、途中から電話してたの俺」
「‥‥途中からって!?」
「‥‥姉貴と1回話したろ??その次くらいから」
「‥‥まぢ??」
「俺、李夜がずっと好きだった‥‥学校で見かける度可愛いなって思ってて‥
学校中でもすっげえ噂だったし‥
ってか、噂聞いて見に行ったら超可愛くて。
体育祭の時とか運命とか思ったし!」
そんな‥‥
空芽、そんな事思ってたのッ!?
「‥だから、騙してたわけぢゃねーし、勘違いすんなよ!俺のがお前より好きだし!」