らぶCALL(仮)




あんな事あったのに‥‥
空羅、普通に接してくれてる。


もし、ぁたしがどっちかをフッたらどっちかとは今みたいに仲よくできなくなるんだろうか‥‥‥




いや、2人とも兄弟だし‥ね??











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     ────────



ここは‥‥どこ??


目の前には、2人のおとこ??



「なぁ、俺だろ??」


「はぁ??俺に決まってンだろ、な??」



え、なにが??

てか、誰??



「な、俺だよな」


「ざけんな!俺にしとけよ」


「だから、何がっ!?」


私は声を張り上げていた。



そしたら何故か二人とも悲しい目をして笑う。


なんか‥‥無理して笑ってるみたい‥



「ね、ねえっ!!二人とも、そんな笑顔似合わないよ??ちゃんと笑ってよッ!!!」


なんだか、どうしようもない不安が襲ってきて、急に怖くなった。



「お前は、どっちを選ぶんだよ‥‥」



片方の男が私に訪ねてくる。



私は‥‥‥


ほんとは、分かってるはず。


本当の[好き]と、偽物の[好き]。




二人は、私からどんどん離れていく。



二人から私に向かって手を伸ばされたまま、

どんどん離れていく。



私は、

‥‥‥‥‥‥どっちを‥‥‥‥????







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