らぶCALL(仮)


「よくねぇよ!!
李夜わ、傷ついてんだろ??」

ぇ。。。

「傷ついてないよ。。」


「嘘つき、
傷ついてるって、分かるし」


って空羅わ、優しい声で言う。



「なんで。。。?」


「俺天使だからさ、声で分かンの」


「意味分かんなーい!!
つか天使って声で分かるもんなの??」



「どだろね??

。。。。言ってみ??俺なんか知らナイ奴なんだからさ、ゆえるべ?」



そのコトバを聞いた瞬間、たまってたものが一気に溢れだした気がした。



「ぅっ。。ぁたしッ、ほんとに、ほんとに好きぢゃなかったの!!だけど。。。アイツの為に色々考えたりしたのにっ!全部全部。。。」


裏切られた気がした。。。


本当は、誰かに聞いてほしかった、のかもしれない。

でも騙されてたなんて、惨めだし言えなかったんだ。

だけど、空羅には言えた。。。


優しい声が、
全て、なんでも、
受けとめてくれそうだったから。。。_




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