らぶCALL(仮)


もう、黒い渦が頭と心を支配しだしたら止まンなぃ。。。


抜け出せない。。。



「李夜??」


「ぇっ??」


「どした??返事ナイから」


「えっ、あ、ごめん。」


「なにー??もしかして、妬いちゃってた?」


電話の向こうで空羅が意地悪な笑みを浮かべているのが分かる。




ぅん、妬いてるよ。。。

なんて、可愛く言えたらいいのに。。。




「ンなわけないぢゃんっ??空羅わ知らナイ人だし、ぁたし空羅より1コ上だょ!!空羅よりわ、大人だもん。」


「...え。」



あ、マズぃ...
言い過ぎたっつか、見栄はりすぎたっつうか...

あーあ。
もう本当ゃだ。

こんな自分...。
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