らぶCALL(仮)


「...ごめん、.....なさぃ....」


怒り気味に言った事を、空羅に謝る。


だけど、空羅から返事はナイ。


不安になった私は、空羅の名前を不安気に呼ぶ。


「空...羅??」


でも、私が感じていた不安は、次の一言によって意味もなく打ち消される。


「あっ、ああ!!つか、なあ!!李夜って、俺より年上なの??」



...え




「そお...だけど。」


「何年??」


「中2だょっ??
それがなに??嫌??今更どしたの」



「まぢかあぁぁぁ!!!!!!」



いきなり空羅は、声をあげた。


ショックだったのか、なんだったのかは知らないけど。


私は、もう一度彼の名前を呼ぶ。


「空羅ーっ??」



「っ、ごめん!!」


なぜか、いきなり謝られた。


「なになになになにー!??
いきなり、なにッ!!
どした??大丈夫??」



「年上だって知らなくてもろタメ語だったし、偉そうに話聞いてやる、とかなんとか...」


空羅は、すっごい落ち込んでいる。



「な、んだ。そんなことー??」

電話ヤメよ、とかそゆことかと思った、っつの。
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