らぶCALL(仮)


それから毎日、
今井からのメールがくるようになった.



私はハルにその事を言って、返事どうしよう、
なんて相談をしたりもした.


結局、今井は1週間待ってくれるとかゆってたくせに、
返事をせかしてきたから

告白から5日後とかに返事をするはめになった.


今井なんて小学校6年生以来話してもナイし、仲よくもないわけで.


もちろん私はフッた.


だけど...

やっぱり、彼氏欲しさの誘惑が、私をもう近くまで誘っていた.


1年生の冬から付き合っていない私.


今井からの告白は4月だったから、そろそろ寂しさに限界があったのかな.


フるメールの最後らへんに、
「でも、ほんとに嘘告ぢゃないなら、付き合ってみたいかも...?」


なーんて打って送っちゃったんだ.


私何やってんだろ...


そう思ったけど、
すぐに返ってきたメールには、嬉しそうな彼が携帯の画面越しからでも分かるような文章.


これで、よかったのかな.


とか思ったり.

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