らぶCALL(仮)
「これはただの偶然。ッて思っても、後からそれが運命だったって思う時ぁるでしょ? って事は、その偶然は運命のための偶然。 必然って事になるでしょ?」
自分でも何を言ってるのか分かンなくなる。
「……だから―、偶然を運命に変えるのは自分次第。ッて事‥カナ。」
ハルに向かって言ってた事なのに、自分に向かって言ってるような感覚になる。
私‥何ゆってんだろ。
「そっか。理解できた、かも」
そう言った彼女に、
「そ?? よかったにゃ♪」
難しい空気を流すかのように、ちょっとフザけて言ってみる。
けどハルはむずかしい顔のままで。