恋Lesson

「朔良ごめんなぁー。」


「許さない。」


「ごめんなぁー。」


「許さないっつってんだろ!」



ところ変わってアタシの部屋。


今は類の説教中。


「なんで、類は兄貴の部屋つかうの?」


「だって……〇〇〇が××で……」

次々と続く類のエロトーク。


「な、ワケよ。」


「なにが『な、ワケよ。』だっ!そんなんで兄貴の部屋勝手につかうなっー!」


……ほんとっ、マジ最低だこいつ。



「ごめん!お礼といっちゃあナンだけどさ、勉強教えてやるよ。」


「は?類が?」


「違う、先輩だよ。」


「先輩?」


勉強教えてくれる先輩とかどんだけ暇…。


「今電話する。」


と言って類はその先輩に
電話をかけた。


「あ、先輩?勉強教えて欲しいヤツいるんスけど…」

「あ、いいっスかぁ?ありがとうございますっ。」



ぶちっと電話をきると類は満面の笑みで

「オッケーだって。」

と言ってきた。


…ま、いいか。

塾いやだったし。




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