空の向こう側


これで皆に追いつけてはいないけど


講義は何となく分かってきた。

「…そっか。」

克也は少し悲しそうな顔をしたが、またいつもの雰囲気に戻った。




ーーザワザワ




気がつくと、前の庭に人集りが出来ている。
克也も気づいたみたいだ。


「何だあれ?」

「あっ!もしかして沙羅様がいるんじゃねぇの?」







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