空の向こう側

は?


「話変えんな。お前のせいで「あああ!何とビックリ…明日の夜は流星群が出るんだぜ!?」



…?


俺の手が止まる。



「流星群?」


「おぉ!」


俺の腕から逃れ、克也は向かい側に座る。



「さっきアッチで女子が喋ってたんだけどさ、明日の夜は150年に一度の大流星群らしいぜ。」


「150年に一度ねぇ…。」


まぁ何てメルヘンな話だろう…




「で?それが?」


「だぁかぁらぁ、噂では、一緒に見たら奴等はずっと一緒にいられるっていうジンクスがあるわけ。」





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