空の向こう側

我に帰る俺。


「流星群なんて夜中にしか見えねーよ。もうすぐじゃね?」


「そっかぁ…。」


沙羅は空を真剣に見つめる。


…まだそうと決まった訳じゃ無い



忘れる事は、誰だってあるんだ




「…沙羅、これ。」


ポケットにずっと入れてた箱を沙羅に渡す。


沙羅は首を傾げながら、箱を開けた。



「…ネックレス?」





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