空の向こう側

「沙羅。」

「あ、夏~!」


夏は私に笑みを返し、隣に座る。



動物達の紹介をしたら、スッゴい複雑そうな顔をされた。



何が引っ掛かったのかは、私には分からない





「唄、上手いんだな。」



夏に褒められて、少し心が弾む。




どうしてだろう




夏と居るだけで、夏に褒められるだけで




私の気持ちが高まっていく。





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