空の向こう側
「ごめん…夏。」
ちゃんと自覚はあったらしい。
怒りで周りが見えなくなるのはコイツの悪い癖だ
「確かに俺は、最初は村の為に嫌々ここに来た。」
どうして皆俺の気持ちを分かってくれないのか
そんな気持ちを抱きながら、村を発った。
「でも今は、俺はここでやりたい事を見つけたんだ。
だから、村に帰る訳にはいかない。」
大学の勉強も興味出て来たし
沙羅
アイツを見捨てる訳にはいかない
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