空の向こう側


沙羅が…居なくなった?



「は?どういうことだよ!」


「詳しくは分からねーけど、部屋がもぬけの空で、ベッドも使われた形跡無いから、恐らく夜に…。」



「…。」



沙羅が帰って来て無い?




あの森から城まではそんなに距離は無い筈だ





それに、何で今更…





「だから、今機関が動いて捜索中で…ーーーって夏!」




俺は克也の制止も聞かず






一目散に走り出した。







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