空の向こう側

人々の視線の先



そこには、若い踊り子が楽しそうに踊っていた。



何かの有名な劇団なのか、観衆の数は結構凄くて


その中でも、踊り子は動じずに踊り続ける。




ーー生きてるって、そう感じるんだーー


「…沙羅。」



俺の中で、ある記憶が蘇る。




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