空の向こう側








†Sara side†





「はぁ…はぁ…。」



暗い街中を、私は走る。




漸く街には着いた




けど、肝心の夏の家が思い出せない





気が付けば、もう夜中





「…ここどこ?」



さっきも見たような気がする景色




同じ所を、グルグル回ってるの?




「…ーー。」


「!?」




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